しゃべれどもしゃべれども 2

 先日読んだ本「しゃべれどもしゃべれども」の中に、
 お茶の心で主人公三つ葉の祖母が「一期一会」
 の説明をしている文章があります。
 
 
 「お茶の心だよ。同じお茶というのは決してない、
  どの会も生涯ただ一度限りだという心得さ。
  その年、季節、天候、顔ぶれ、それぞれの心模様、何もかもが違うんだよ。
  だからこそ、毎度毎度面倒な手順を踏んで同じことを繰り返し稽古するんだよ。
  ただ一度きりの、その場に挑むためにね。」

 近々、甲府の小瀬で審査を受けるのですが、
 なんだか心にやけに響いた文章でした。
 私も、日々の練習を頑張らねば・・・。